茨城県立医療大学　浅川 育世

茨城県理学療法士会のホームページをご覧いただきありがとうございます。この度、第十代茨城県理学療法士会会長に就任いたしました、浅川育世（あさかわ　やすつぐ）です。

斉藤秀之前会長より会長職を引き継ぎ、県民のみなさまの健康の維持増進および回復に、微力ではございますが精一杯努力させていただきます。

"ひと"が健康であるためには心身ともに良好な状態にあり、日常生活が不具合なしに送れることが大切です。そのためには"ひと"を取り巻く環境も大切です。この環境には建物や交通機関、法律や制度、そして私たち理学療法士も人的環境として含まれます。茨城県理学療法士会では、私たち自身の知識・技術はもとより人間性を高め、県民のみなさまへ還元することを大切にしていく所存です。

私ども理学療法士は1980年代の高齢者保健福祉推進10ヵ年戦略（ゴールドプラン）を契機に、養成施設が増え、保健・医療・福祉分野に従事する理学療法士の数は急激に増えてまいりました。そのため、数少ないベテラン会員と、多くの若手会員といった構成となっております。ベテラン会員の培ってきた経験と知識を若手会員に伝え、また若手会員のやる気を活用し、技能を高め、いかに地域社会に還元するかが、差し迫った茨城型地域包括ケアシステム構築の鍵になるものと考えております。

また、リハビリテーションとはたくさんの"ひと"が連携しながら行うものです。私たち茨城県理学療法士会はたくさんの"ひと"の声に耳を傾け、関係する諸団体のみなさまと連携を図りながら、リハビリテーションに貢献したいと考えておりますので、今後ともご支援ご協力いただきますようお願い申し上げます。