日立市功労賞を受賞して
日立リハビリコンサル 大内 厚
このたび日立市市制施行80周年記念式典(令和元年9月1日)において、保健衛生分野での多年にわたる理学療法士として、理学療法業務の発展向上に貢献したことにより表彰されました。
このことは関係者皆様方の多年にわたるご支援の賜物であり、心より御礼申し上げます。
昭和49年に理学療法士として日立市内の日立製作所日立総合病院に勤務し、リハビリテーション(以下リハビリと略す)医療を始めたのが最初でした。
その後日立市内を始め県内のリハビリの発展を願い、病院における医療をはじめ、高齢者の機能訓練事業、介護保険制度のモデル事業、また理学療法士、作業療法士、言語聴覚士の人材教育確保を計り、リハビリ医療の向上を目指してまいりました。
現在、市内にはリハビリ施設が約15施設、理学療法士が約80名勤務しています。
急性期から回復期、地域生活期、また地域包括ケアシステムが構築されつつあります。しかし訪問リハビリや地域での生活支援をする体制には、これからもより一層の充実が求められています。
人生最後まで生ききるリハビリを期待しています。